「セカンドレイプの町・草津」などという中傷までされ、フラワーデモも行なわれて騒動となった、草津町の元町議・新井祥子氏による黒岩町長のについては、SNS上でも大きな議論を呼びましたのでご記憶の方も多いかと思われますが、来年1月の町長選挙には、現職の黒岩町長も含め、その新井氏も出馬するとのことで注目を集めておりました。
そんな中、その黒岩町長が、新井氏を「虚偽告訴の疑い」で告訴したとの報道がありました。
「黒岩信忠草津町長から性被害を受けた」などとして新井祥子元同町議が黒岩町長に対する強制わいせつ容疑の告訴状を前橋地検に提出したことについて、
黒岩町長は20日、群馬県前橋市内で記者会見し、新井氏を虚偽告訴の疑いで同地検に告訴したと明らかにした。黒岩町長によると、
告訴状は16日に提出し、20日付で受理されたという。
告訴状によると、新井氏が「2015年1月、町長から町長室でわいせつ行為を受けた」などとする虚偽の事実を告訴状に記載し、申告したとしている。
新井氏が「肉体関係を持った」などという当初の主張から一転、胸を触られたなどとする強制わいせつ容疑で告訴したことに対し、黒岩町長は「新井氏の主張は変遷しており、自分の都合のいいように証言を変えている」と主張した。
また
一連の騒動で「セカンドレイプの町・草津」などの中傷が広まり、町のイメージを低下させたのは名誉毀損(きそん)に当たるとして、
新井氏やその支援者らに対して新たな民事訴訟を起こす方針も示した。「草津に行くのをやめようというキャンペーンが広がり、つらかった。指一本も触れておらず、誤解されることは何一つない」と語気を強めた。
会見を受けて、新井氏は「黒岩町長が訴えてくることは想定内。自分のやったことを冷静になって見つめ直してほしい」と述べた。
任期満了に伴う同町長選(来年1月18日告示、同23日投開票)では、黒岩氏が4選を目指して出馬する考えを表明。新井氏も出馬する意向を示している。
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元記事より引用)
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写真引用元:Yahoo!ニュース)
記事の通り、刑事告訴に関しては新井氏のみですが、町に対する名誉毀損としては、新井氏だけでなく支援者も民事訴訟の対象とするとされています。
司法の判断に注目しておきましょう。