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「ムーミン」作者、トーベ・ヤンソンが貫いた同性愛の人生

[受信日時] 2021-10-11 12:02:00(日本時間)
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サムネイルの画像、とても可愛らしいシルエットに気づかれましたか?
小説、絵本そして漫画としても有名な「ムーミン」の作者、フィンランド出身のトーベ・ヤンソンの伝記映画、「トーベ」が全国公開中です。

残念ながら上映館が多いとは言えず、私もムーミンの大ファンで是非観たいと思っていたのに近隣の映画館がどこもやっておらず(T_T) なんとか都合をつけて観に行きたいと考えております。

映画でも主題の一つとして語られているようですが、彼女は(というか女性だということも知られていない気がしますね)同性のパートナーが居たのですけれども、今でこそジェンダー平等の先進国とされているフィンランドですが、同性愛は1950年代まで精神病棟や刑務所行きとされ、1971年までは法律違反、1981年までは精神疾患として認定されていた、という国で、彼女たちはそれを隠し続けなければなりませんでした。



写真で分かるとおり、トーベの人生における重要人物には、同性の恋人・パートナーの存在がある。1946年に出会って恋に落ちたのは舞台演出家で既婚者のヴィヴィカ。のちに出会って生涯のパートナーとなったトゥーリッキも女性だ。今ではジェンダー平等の先進国と言われるフィンランドだが、1971年まで同性愛は犯罪で、精神疾患として指定されていたという背景がある。
そんななかでも「もう1回生まれ変わったみたい。私はこれがわるいことだなんて思わない」と語っていたというトーベ。さまざまな葛藤と戦いながらも「自由に生きた」人生をどう描いているかが、この作品の大きな見どころといえるだろう。
<記事本文より抜粋>



映画では、彼女を取り巻く環境や人々、そうした思いや葛藤が、ムーミンのキャラクターたちにも反映されているというエピソードも出てくるそうですので、非常に楽しみです。
ムーミンファンならずとも、自分が生きたいように生きる力強さとは、自分らしさとは何か、という点についても注目の一作ですね。