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フェミニスト議連からの新しい発信は?松戸市のVTuber・戸定梨香による交通安全動画につき記者会見を実施

[受信日時] 2021-10-11 17:36:00(日本時間)
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VTuber戸定梨香さんが、松戸警察とのコラボで参加していた交通安全キャンペーンから動画を削除された問題につき、削除の引き金となった全国フェミニスト議員連盟が、去る10月8日に参議院の議員会館で記者会見を開きました。
自らもVTuberとして発信を行なっていることで有名な、大田区議会議員のおぎの稔氏らが始めた「全国フェミニスト議員連盟宛抗議と公開質問状」と題した署名は、すでに7万筆にもおよぶ賛同者を集めておりますが、議員連盟はこちらへの回答期限を過ぎてもずっと沈黙を守ったままでしたので、会見の要旨が注目されていました。
議員連盟側の参加者も、参加したメディアも事前に明確にされず、また議員会館で会見を行なった会議室が、議員連盟の一人(と見られている)である福島みずほ氏というビッグネームであったりと、さまざまな憶測を呼びつつの会見でしたが、実際の会見は実り有るものだったのでしょうか。



全国フェミニスト議連は10月8日、参議院議員会館で記者会見を開き、抗議や質問状の提出に至った理由などを説明した。
議連が会見で強調したのは、警察という公的機関が発信する広報として、今回のキャラクターの起用や見せ方は問題ではないか、ということだ。
内閣府は2003年に、「男女共同参画の視点からの公的広報の手引」を作成。手引は公的広報の表現において注意すべき点をまとめたもので、その中には、「女性をむやみに“アイキャッチャー”にしていませんか?」という項目が含まれている。 議連はこの手引をもとに、「動画は警察の広報動画として適切ではない」と考え、質問状を送付したという。
議連の共同代表で松戸市議の増田薫さんは、「警察は性加害や虐待を取り締まっている。今回の動画についても慎重になって当然」などと指摘。以下のように訴えた。
「今回問題にした動画を見ても、なんとも感じない人は多いと思います。日本ではついこの間までコンビニなどで成人向けの雑誌が子供目線の高さで当たり前に陳列されていましたし、10代のアイドルの女の子たちが露出の多い服を着て歌っている光景も、日常的に目にしています。私たちはあまりにも普通にそれらを目にしてきたので、慣れてしまっているのではないかと思います。 一方で、この動画を見て、モヤモヤした違和感や嫌悪感を持つ人もいます。女性はこんな風に性的に見られている、と強い嫌悪感を持つのです。性被害やセクハラ被害の経験を持つ人にとっては尚更でしょう。アニメ系の女性を見ると、体つきは大人の女性のようなのに、話し方が妙に子供じみている。そういうものがとても多いと感じます。本当にこの国の若い女性は、皆さんの目にそんな風に映っていますか」
「一番大きなポイントは、この交通安全動画が子どもを対象にしているということ。どの年齢だからいいと言うわけではないですけれども、特に影響を受けやすく判断力が十分発達しているとは言えない段階にある男の子たち、女の子たちがこの動画を見たときにどう映るのかを、私たち大人はもっと注意を払うべきではないでしょうか。特に小中学生に対して無闇に肌を露出し、胸の揺れが強調された女子中高生風のキャラクター動画を、公共機関である警察署が率先して見せるのが当たり前の社会を、私たちは求めているのですか、と問いかけたいと思います」



引用元:ハフィントンポスト記事より抜粋



詳細については記事を参照いただければと思いますが……いや、特に参照いただく必要は無いかも知れません。
なにしろ、最初の抗議文をなぞらえただけで、新しい情報など何一つ得られませんでした。これまでのおさらい、と評していた方がいましたが、本当にその通りです。
署名ならびに、最初の抗議文に関する憤りの多くは、 「動画が削除されたこと」 に対してではなく、 「VTuberの在り方、表現方法、またそれらを踏まえた上で女性の活躍を妨げるような内容を議員連盟が一方的に押し付けたこと」 への思いであることは、共同代表の増田かおる氏へのリプライなどを見ても明らかであるにも関わらず、それらには一切触れずに大元の主張をただ繰り返したあげくに「削除はあくまで警察の判断」という点のみを相変わらず強調するにとどまっているからです。
問題だと指摘されている事項から逃げ回るこの姿勢は、議員ですとか、フェミニストなどという肩書きによらず、そもそも大人として社会人としての振る舞いとして許されるものなのだろうか、というやるせなさすら感じます。
収束に向かわせようとしているようには到底思えませんので、この話題は引き続き観測してゆこうと思います。